私達は机の落書きから始まった。
 
 
次の日の放課後。
 
 
何故かまた来てしまった。
 
 
ガチャッ
 
 
重いドアを開けてしまった。
 
 
ほら、いた。
 
 
長谷遼平。
 
 
私に気付き、手をヒラヒラさせた。
 
 
「菜々さん、やっと来た。」
 
 
憎めないような笑顔で。
 
 
「…うん。」
 
 
遼平から少し距離を開けて座った。
 
 
「ねぇ、菜々さんって何組なの?」
 
 
「5組だよ。  君は?」
 
 
「俺は3組。」
 
 
そんな他愛ない話を日が暮れるまで…
 
 
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