私達は机の落書きから始まった。
 
 
屋上を出ると、思い出したかのように
 
 
「あ!菜々さん、メアド聞いていい?
やっぱり、机より、携帯のが早いからさ」
 
 
メアドを聞いてきた。
 
 
断る理由が見つからず、頷くしかなかった。
 
 
そこでバイバイして、家路につく。
 
 
 
 
 
家に着いた途端、ベッドに倒れ込む。
 
 
今日も一日疲れた…
 
 
猛に会わないように会わないようにって行動してたから。
 
 
会わないようにしてたって、同じ学校で同じ学年なら、嫌でもいつか会っちゃうのにね。
 
 
でも、まだ心に余裕がないんだ。
 
 
ほら、携帯が気になってしまう。
 
 
携帯に手を伸ばし、開くと
 
 
【受信メール 1件】
 
 
ほらね、期待してしまう。
 
 
そして、
 
 
全然違う人からのメールを見て、
 
 
「…はぁ」
 
 
ため息を吐いてしまう。
 
 
自分…馬鹿だなぁ…
 
 
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