私達は机の落書きから始まった。
 
 
「じゃ、またね?」
 
 
一方的に別れを告げて、友達と奥へ行ってしまった。
 
 
遼平の後ろ姿を目で追ってしまう。
 
 
皆からの視線が痛い。
 
 
「見せつけてくれるね…」
 
 
心配して損した。と、呆れてハンバーグを口に入れる優里。
 
 
彰はいつも通り無表情だけど、竜っちゃんは、ニヤニヤしていて気持ち悪い。
 
 
問題は、友美。
 
 
笑ってるけど、目が笑ってない。
 
 
「あ~ぁ、
私も遼平君と同じ高校だったらよかったのにぃ~…」
 
 
と…
 
 
その後、友美が遼平の後を追い掛けていったのは、言うまでもない。
 
 
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