私達は机の落書きから始まった。
「大丈夫だよ。
こっちこそ、ごめんね。」
よくよく考えたら、そこまでする人いないもんね。
考え過ぎだ。
あと、少しで私達の順番になりそうな時に、私の手を掴まれた。
「…遼平君!」
後ろにいた、友美の声で振り向くと、
私の手を掴んでいるのは、遼平だった。
そのまま、私を引っ張って列から離れて行く。
「ちょ……私の番だったよ?」
「いいから。」
いいからって何が?
何も説明しないで、連れてきた場所は、昨日と同じ教室だった。