私達は机の落書きから始まった。
「どうしたの?」
遼平は、窓際の後ろから二番目の椅子に座った。
「菜々ちゃんは、ここ!」
そう言って、私を1番後ろの席に座らせた。
「ここさ、俺らの教室に似てない?」
私は教室内を見渡す。
違うけど、雰囲気が似ている。
「私も昨日思ったんだ。」
私がそう言うと、無邪気な顔で笑うんだ。
「同じだね。」
この憎めない笑顔が好き。
「ねぇ、今日は一緒に食べよ?」
そんな顔をされたら、選択肢なんて一つしかないんだ。
「…いいよ」