私達は机の落書きから始まった。
 
 
「?
 
綺麗じゃないよ。枝毛あるし…
 
友美の方がいつも綺麗な髪の毛だよ。」
 
 
「うん。
私の髪は綺麗だけど…菜々ちゃんより短いんだ…」
 
 
そう言いながら、私の毛先に触れる。
 
 
やっぱり、友美は笑ってるのに、目が笑ってない。
 
 
何故か、ヤバいと思った。
 
 
けど、逃げられなくて…
 
 
「ねぇ、菜々ちゃん。
 
遼平君のタイプは長い髪の子だったよね?」
 
 
「……うん。」
 
 
「じゃあさ、菜々ちゃんは髪の毛切りなよ。」
 
 
え?
 
 
友美の言ってる意味を理解できなくて…
 
 
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