私達は机の落書きから始まった。
 
 
「……友美…?
 
何言ってるの?」
 
 
怖い。
 
 
怖いのに、足が動かない。
 
 
「だからね、菜々ちゃんは 髪を切った方が似合うと思うんだ。」
 
 
友美はいつものように可愛く言ってくる。
 
 
「自分で切れないなら、私が代わりに切ってあげようか?」
 
 
そう言って、メイクポーチから、小さなハサミを取り出した。
 
 
ここまでくると、ホラーだよ……
 
 
なんて、少し呑気な事を考えてるだけ余裕があるなら、足が動けばいいのに、上手く動いてくれない。
 
 
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