私達は机の落書きから始まった。
 
 
「……遼平が…私を好き…?」
 
 
「うん。」
 
 
「遼平が?」
 
 
「うん。」
 
 
「好きなの?」
 
 
「うん。」
 
 
「私を?」
 
 
「うん。
 
ちょ……恥ずかしいから。」
 
 
口に手を当てて照れる遼平。
 
 
 
「でも、何度だって言うよ?
 
 
俺は菜々ちゃんが好きだ。」
 
 
 
その言葉を聞いた瞬間に、私の目から大粒の涙が出た。
 
 
 
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