私達は机の落書きから始まった。
「行くのか?」
横にいた彰が小声で聞いてきた。
「ごめん、見た。
それで、行くのか?」
「…うん。」
私がそう言うと、深い溜め息を吐いた。
「なら、付いて行く。」
「え?」
「あんな事があったのに、一人で行く気か?」
確かに、あれから友美が怖い。
2人きりになるのも、本当は怖い。
でも、彰に頼るわけにはいかないし、友美も一人でって思ってると思うから…
「ありがとう。
でも、大丈夫だから。」