私達は机の落書きから始まった。
女の勘というものがあるなら、それだ。
舞ちゃんは、遼平の事が好きなんだ。
遼平に会った時の行動や、遼平を見る瞳は……
紛れもなく恋をしている。
ただの憶測に過ぎないが…
頭から離れない。
「どうしたの?
なんか元気なくない?」
優里が生物学の講義中に聞いてきた。
元気ないのかな?
舞ちゃんの事ばかり考えてる。
遼平を信じてないわけじゃない。
でも、気になるんだ。
「そうかなぁ?
大丈夫だよ。」