私達は机の落書きから始まった。
 
 
隣にいた彰が小さい声で
 
 
「あんたは嘘が下手なんだよ。」
 
 
と、私にしか聞こえないように呟いた。
 
 
嘘が下手…か。
 
 
確かにそうかもしれない。
 
 
遼平にも嘘付けないし。
 
 
最近は、彰にもばれちゃうし…
 
 
皆に心配かけないようにしなきゃ。
 
 
それに、遼平にも心配かけたくない。
 
 
自分を責めると思うから…
 
 
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