私達は机の落書きから始まった。
 
 
全ての種目が終わった。
 
 
あんなに騒がしかった校内も、放課後になると、人もまばらになり、静かになった。
 
 
帰る支度をして、屋上に向かう。
 
 
さっきの事を思い出しながら…
 
 
俺だけ見てて…
 
 
魔法の言葉みたい。
 
 
そんな事を考えて
 
 
ガチャッ
 
 
重いドアを開く。
 
 
遼平は私に気付くと笑顔で手を振ってくれた。
 
 
「久しぶり。」
 
 
「さっき会ったばっかじゃん」
 
 
 
「そうだけど。
ここでは久しぶりだよ。」
 
 
私は遼平の横に座った。
 
 
それが当たり前のように…
 
 
< 49 / 400 >

この作品をシェア

pagetop