私達は机の落書きから始まった。
全ての種目が終わった。
あんなに騒がしかった校内も、放課後になると、人もまばらになり、静かになった。
帰る支度をして、屋上に向かう。
さっきの事を思い出しながら…
俺だけ見てて…
魔法の言葉みたい。
そんな事を考えて
ガチャッ
重いドアを開く。
遼平は私に気付くと笑顔で手を振ってくれた。
「久しぶり。」
「さっき会ったばっかじゃん」
「そうだけど。
ここでは久しぶりだよ。」
私は遼平の横に座った。
それが当たり前のように…