私達は机の落書きから始まった。
 
 
既に来ていた遼平。
 
 
「お疲れ様」
 
 
「おつかれ~っす。」
 
 
そう言って、横に座る。
 
 
 
 
 
遼平が、私の髪を1束すくって
 
 
「菜々ちゃんの髪って綺麗だよね」
 
 
「そうかな」
 
 
本当は、嬉しかった。
 
 
唯一、女の子っぽいところで、気に入ってたから。
 
 
「それに、菜々ちゃん抱きしめる時、シャンプーのいい匂いがする」
 
 
ほら、と言って、抱き締められた。
 
 
「なんかね、落ち着くんだ…」
 
 
甘える様に顔を埋める遼平。
 
 
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