私達は机の落書きから始まった。
 
 
そのまま流されるように、キスをする。
 
 
遼平の長い睫毛が、くすぐったい。
 
 
遼平の唇が離れると、すぐに目が合う。
 
 
遼平の色素の薄い、綺麗な茶色い瞳に私が映る。
 
 
「菜々ちゃんって、人を真っ直ぐ見るよね。」
 
 
「ん?そうかな?」
 
 
「うん。あれ、嫌いじゃないよ。」
 
 
なんて上から目線なんだ。
 
 
でも、どっかで喜んでる自分がいた。
 
 
こんな一言で…
 
 
< 83 / 400 >

この作品をシェア

pagetop