憎悪と、懺悔と、恋慕。
 


 ---------時刻は午前3時。

 夜も明けていない、電車も走っていない時間。

 それでも家にいたくなくて外に出る。

 どこに行けば良いのかも分からない。

 オレがいなくなった事に気付いてオカンが半狂乱になろうとも、そんなのどうでも良くなっていた。

 オレは、なんて自分勝手で薄情なんだろう。

 自分が引き起こした事。

 だから、一生オカンへの懺悔の中で生きるのは当然の事だと思う。

 でも、早川さんを諦めなければいけない事が、どうしても当然に思えない。


 もう、限界なんだ。
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