先輩と後輩の私。
    キーンコーンカーンコーン

「起立、礼。」

「「「さようなら。」」」


「じゃあ、また明日ね、バイバイ鈴。」

深紅はさっさと準備を済ませてバスケ部に行ってしまった。



そして準備を済ませた私は小学校からの友達の高尾佐弥(タカオ サヤ)と併設してある高校の弓道部に行くことになった。



「弓道場ってどこにあるんだろ??」

「誰かに聞いてみようよ。 すいませ~ん、弓道場ってどこにあるか分かります?」

知らない人に何のためらいもなく話しかけれる佐弥は本当にすごいと思う。
まぁ、私が人見知り激しいだけかもしれないけど…。





< 2 / 28 >

この作品をシェア

pagetop