コイスルハナビラ SAKURA
たくと君とパパは、抱き合ってその温もりを確かめあった後、やがてゆっくりと立ち上がった。


「本当にありがとうございます」


パパはお礼を言い、深々と頭を下げた。


「ほらっ、たーも、ちゃんとお礼を言いなさい」

「……ありがと」


たーと呼ばれたたくと君は、少し照れたように、でも、とても嬉しそうにお礼を言った。


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