ma cherie *マシェリ*
両手を合わせて、眉を下げる彼に同情してしまう。
ほんとうに困ってるようだったから。
「あ、はい。えと……どこに行きたいんですか?」
「あ、えとね。霧乃平ホテルってどう行けばいいのかな?」
「ああ、それならここから徒歩で10分ぐらいですよ?」
「マジで? 良かったら案内してもらえないかな?」
「えっ。案内ですか……? ホテルまで?」
どうしよう。
それは困る。
「ごめんなさい。今、人を待ってるから動けないんです。
えーと……あの……この先の東門を出てそのまままっすぐ行くと、交通安全の看板が立ってると思うんですよ。
その交差点を右に曲がって、さらに二つ目の筋……あれ?
三つ目だったかも。とにかく、左に曲がると大きな道路に出ます。
そこに出ればホテルが見えてくるんですけど……」
人に道を説明するのって苦手だぁ。
方向感覚がずれてるのかな、場所がわかってても上手く説明できない。
「えっ? 右? 左? 交通安全の看板って?」
案の定、伝わってないみたい。
ほんとうに困ってるようだったから。
「あ、はい。えと……どこに行きたいんですか?」
「あ、えとね。霧乃平ホテルってどう行けばいいのかな?」
「ああ、それならここから徒歩で10分ぐらいですよ?」
「マジで? 良かったら案内してもらえないかな?」
「えっ。案内ですか……? ホテルまで?」
どうしよう。
それは困る。
「ごめんなさい。今、人を待ってるから動けないんです。
えーと……あの……この先の東門を出てそのまままっすぐ行くと、交通安全の看板が立ってると思うんですよ。
その交差点を右に曲がって、さらに二つ目の筋……あれ?
三つ目だったかも。とにかく、左に曲がると大きな道路に出ます。
そこに出ればホテルが見えてくるんですけど……」
人に道を説明するのって苦手だぁ。
方向感覚がずれてるのかな、場所がわかってても上手く説明できない。
「えっ? 右? 左? 交通安全の看板って?」
案の定、伝わってないみたい。