なんちゃって家族★ルームシェア



骨が角ばってて、私とは全然違う男の人の手。



「今日会ったばっかだし、男ばっかだしで、遠慮するななんて難しいかもしれないけどさー。俺らはもう、君のこと家族として迎え入れたんだから」

「…うん!」

「俺のこと、お兄ちゃんだと思ってくれていいよー♪」

「お兄ちゃん…凛兄ちゃん、なんて」

「………」



あ、あれ?



固まっちゃった?



「いい…」

「え?」

「いい!すっごくいいねその響きっ凛兄ちゃんでいいよ!」

「ふえ!?う、うん?」

「俺さー、ずっと妹ほしかったんだよねー!ちょっとタツ聞いてよー俺お兄ちゃんになっちゃった!!」



そう言ってドタバタと部屋を出ていった。



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