あたしと寮と狼先輩。
「………おうよ」
少し口角をあげた圭は、ぽんぽんっとあたしの頭を撫でた。
「おーい。なに2人でラブラブしてるんだーい。」
隣から聞こえてきた声にびっくりして2人で横を見た。
『ひ、響!』
「………チッ」
ちょ、圭くん!舌打ちはダメでしょ?!
つか何で舌打ち?!!
にっこにこであたしたちを見てる響はすごく楽しそうで。
なんでそんなキラキラした目で見てんの?
「一応授業中なんだからね?そういうことは放課後にでもしなさい」
「うるせえな、葉山には関係ねえ」
「あーはいはい。そうですね。…ま、藤堂くんも一歩前進ってとこ?」
「おい、それ以上言うなよ」
な、なんか。
言い合いになってないか?
んでもあたしには2人の会話の意味がわからないです。
『ね、ねえ…2人とも何の話し…』
「凛には関係ねえから」
『う…………』
なんかこれ、デジャヴ?
また響と圭だけで話通じてるし。
なんだよー仲間外れかよー。