あたしと寮と狼先輩。






「…まあ、知り合いくらいにはなってやるよ」



ちょっとぶっきらぼうな言い方だけど、表情は柔らかいし圭も友達が出来て嬉しいんだろう。






「あんた達2人とも面白いからうちは好きだぞ!仲良くしよーぜ!」




ニコッと笑った響は、またお弁当をガツガツ食べ始めた。


響って見た目は可愛い感じなのに話してみるとすっごくさばさばしてるよなあ。




そのあとは3人で他愛もない話をして昼休みをすごした。
(話していたのは主にあたしと響)






ただね、すっごーーーく気になることがあるんだけどさ。


『さっきから中庭の方が騒がしい気がするんだけど、なんでだろ…』




校舎に囲まれた真ん中にある中庭は教室の窓から見える位置にあるんだけど。

…昼休みが始まってからなんだか人の声がすごく聞こえるんだよねえ…
しかも女の子の騒いでる声。










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