午前0時にキスして



「あれだな、ずっと俺がお前の手を掴んでいれば実体化するだろ」

「それって変でしょ、病室で寝ている私が男の人と元気に歩いてた~なんて見られたら、それこそ...」

「それこそ?」

「んんん...分からない、でも今は、カレ?に会ってから記憶を取り戻したい」

「ところでな、いつまで俺の家にいるわけ?」

いつまでって、自分のカラダに戻るまでは、助けてもらわないと無理だよ。

「いちゃダメかな?」

那智さんは、ふわふわ宙に浮いている私に視線を向ける。







< 109 / 328 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop