午前0時にキスして
「あれだな、ずっと俺がお前の手を掴んでいれば実体化するだろ」
「それって変でしょ、病室で寝ている私が男の人と元気に歩いてた~なんて見られたら、それこそ...」
「それこそ?」
「んんん...分からない、でも今は、カレ?に会ってから記憶を取り戻したい」
「ところでな、いつまで俺の家にいるわけ?」
いつまでって、自分のカラダに戻るまでは、助けてもらわないと無理だよ。
「いちゃダメかな?」
那智さんは、ふわふわ宙に浮いている私に視線を向ける。