午前0時にキスして
カラダを反転させると上半身ハダカの那智さんがベッドにもたれ髪をかき上げる姿だった。
「ごめんね...ちょっと」
「ちょっと何だ、まさか迷子になってたんじゃないよな?」
ジロっと見つめる瞳は、背筋が凍る。
怖いな...無理をするなって言われてたのに『時のわたりの翼』を使ったら疲れて、しかも憎しみまで移って...
挙句の果て下界の仲間にされそうになったって、どう説明するの?
「あのね...んん...どう説明したらいいのか分からないけど、こうやって帰って来たから怒らないで...ね?」