午前0時にキスして


元々、不思議な力を持ってる那智さん自体、おかしな存在だからね...。


こうして納得した私は、あれやこれやと買い物をし気づくと夕方になっていてマンションに戻ると買ってもらった服のお礼に背中越しからキュウっと抱きしめられ

那智さんが大好きだという、ベーコンクリームパスタを作り一緒にソファーに座りながらテレビを見て笑って過ごした。



「ねぇ~那智さん今から仕事だよね」
「そうだけど、どうした?」

ソファーに座りながら壁にかけてある時計を見つめた。

「寂しいのか?」
「そんなんじゃないよ、もう9時だし、店遅刻だなって」
「俺の店なんだから気にすんな」

そうだけど...

「私も那智さんのお手伝い出来たらいいのに」
「手を繋いだまま、仕事出来ないだろ」
「そうだよね...」
「ぼう映画のように物質に触れたら楽かもしれないな」

那智さんは、そう言って笑うと私の頭を撫でた。



< 193 / 328 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop