午前0時にキスして
「そうですか、分かりました。これ私の携帯番号なんで、何かあれば連絡ください」
母さんは、紙に書いたケー番を那智さんに渡しベッドで寝ている私の頬を撫で
「この子の生命力は、人並み以上ですから」そう言って頭を下げ病室を後にすると私は、母さんの背中を見送った。
「お前...愛されてたな」
那智さんは、私の手を離すとベッドに寝ている私に近づき、頬に触れた髪をはらう。
「親が子供を思うのは、当然でしょ」
「なにテレてんだよ」
テレてないし。
「昔、酔っ払って『親に勘当されちゃってね~ほんと嫌われてるの』って言ってたぞ。なのに...お前の親東京まで会いに来てるだろ」