午前0時にキスして



「沢山思い出作ったし、思い出せなくても上書きされてるから」

チラッと那智さんに視線を向けた。

「上書きか...俺も、お前と一緒に行くかな?」

「っはぁ?」

「嘘に決まってるだろ、愛してる女の影を背負いながら生きてる男ってミステリアスだろ?」

何が、愛してる女の影?

愛してるって...今愛してるって言ったの?

「那智さん...今なんて言ったの?」

空を見ていた那智さんは、ほほ笑みながら切なそうに「愛」と言った後




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