午前0時にキスして
もう一度抱きしめられた胸の隙間から那智さんを見つめるとカラダがキラキラと光りだしていた。
「何?」
那智さんは、ふっと笑い私の手を取ると自分の胸に押し当て「俺のソールティックロードだ、これで謎が解けるだろ」
目を閉じ那智さんが、そう言うと私にキスをした。
午前0時の鐘がゴーンゴーンと鳴り響き周りの人の声や花火の音が聞こえなくなって記憶のかけらが私の中に入り込んでくる。
那智さんが私に会ったのは、あの川で溺れた時だった。