*ビビッドDAYS!*
「志摩……、あんたもしかして、うじ君に惚れたんじゃないの?」
「……え?」
唐突な言葉にニョッキリをかじった状態のままフリーズしてしまった。
そんなわたしにアキちゃんがキラキラした表情を見せる。
「彼に一直線で盲目的な感じってよく考えたら恋みたいじゃないの」
「なっ、ななななななな」
ブルーアイを白黒させている信号機を無視し、アキちゃんはわたしの肩を叩いた。
「惚れたから、モデルになってほしいわけね?」
「……彼が気になるのは確かだけど」