溺愛プリンセス~最強Boysに愛されて~2
姫に会ってからの俺は、時折理性をどこかに置き去りにしたようになる。最初はそれが怖くて、信じたくなくて。
でももう仕方ないことだと、開き直ることにした。
もう、どうしたって姫には敵わないことに、気付いたから。
「あ、ありがと」
「姫、意味わかってないでしょ」
ちょっと戸惑ったように、照れながらお礼を言う姫に苦笑する。
すると姫は、訳がわからない、といったように眉根を寄せた。
だから俺は、そんな姫に手を伸ばして、姫をその体ごと、拐うように抱き締めた。艶やかな黒髪に唇を寄せて、そっと囁く。
「……女として、姫が好きだ」