手話~僕等のカタチ~



サンキュー。と言いながら俺は立ち上がった。


「おう!てか君大丈夫?ハイ、プリント!」


そう言ってプリントを差し出す慎司。




…が、返事をしない彼女。


まだ顔を歪めたままだった。



…そんなに痛かったか?


心配になって俺も声をかける。



「ぶつかってごめん。大丈夫?」



しかしそれでも返事をしない。





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