電波的マイダーリン!
「そうなのだよ!!美男美女の双子が夏休み中ウチに泊まるんだって!!あっ、一応あたしのイトコなんだけど!
で、今もう来てるんだよぉ!!」
「へぇ…。それでこの紙、貼ってたんだ」
カイトがポケットから折りたたんだ紙切れを取り出して言った。
あたしが玄関に貼り付けたノートの切れ端だ。
『きんきゅーじたいなので、げんかんから入って来ちゃダメだからー!!!!』
っと、それだけがドデカく書かれた紙。
「さすがカイトさん!!ちゃんと回収してきてくれたんだね!!」
「…っつーか、ひらがなだらけってどうなの?」
「いっ急いでいたのさ!!」
「ふぅん」
「なんすかその意味深な呟きは!!
……っていうかそうじゃなくってだな!?」
ずれていく話しの主旨を慌てて元に戻す。
今一番の問題はそれしかないのだ!!
「どうするんだい!?双子に見つかったらヤバいよね!?」
「ま、ヤバいかも」
「カイトどこで寝るの!?ご飯は!?お風呂は!?トイレは!?」
「……じゃあ」
「うぬ!?」
「小町さんとこ、泊めてもらう」
こ、まち、さん……だと…?
あの…あの…!!
超美人で気さくで優しいお姉様のところへ!!!?