まんまと罠に、ハマりまして
それを思い出して、


「……………………」


何となく。
真っ直ぐ家に帰りたくはなくなって。


「えっ!?嘘でしょ!?」
「…ほんと」


私は久しぶりに、みどりちゃんの所へ来ていた。


「信じられないけど、ほんとなんだよね…」
「うん…」


やっぱり、こういう時はみどりちゃんで。


「ただ。その事は翼ちゃんは口にしない方がいいわね」
「え?」
「あえて翼ちゃんから言う必要はないと思う」
「やっぱり、そう思う?」
「うん」
「だよね…」


ゆきのさんから聞かされた事。
あえて課長には、と、口止めをされた。



< 318 / 325 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop