タッチで恋愛!魔法大会トリスト
トリストで勝った事を聞きつけた生徒達は、休み時間に必ず押しかけてくるようになった。…正直、こういうのは嫌いだ。
そういう経緯もあり、私は自然とトリストメンバーの三人と一緒にいる事が多くなった。
「行くぞ、結乃。」
「うん。」
トリストメンバーは、中庭で昼食をとるというのがこの学園の裏ルールらしい。という事で、私は昼休みになると中庭に行くのだ。
「結乃ちゃ~ん!」
私を呼ぶ、爽汰先輩の声。その隣には、凰くんもいた。どうやら、二人は先に来ていたらしい。
「今日はトロイアアップルのタルトも作ってきました!」
「いつもありがとね、凰くん。」
「さすがは料理男子、だな。俺なんか家庭科の成績『一』以外とった事ねーからな…。」
悲しい自慢をする翔。無理もない。凰くんは、実はかなりの料理男子なのだ。
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