タッチで恋愛!魔法大会トリスト
「そんなに余裕こいてられるのも今のうちですよ?」
「それはどうかしらね?まぁ、試合で分かる事だけど。」
そして…試合開始のホイッスルが鳴った。
それと同時に、私は後方へと下がった。だが、何とラーフェウは、セバスチャンを残して二人とも下がったのだった。
「一人で太刀打ちできるってか?それで大丈夫か~?」
翔が神器を振り回し、セバスチャンに当てようとする。だが…。
「大丈夫に決まっているでしょう、余裕なんだから。」
その攻撃を、片手で受け止めたのだった。そしてセバスチャンが呪文を詠唱すると、翔が逆方向に飛ばされた。
「翔!」
私は何とか、翔の体を受け止めた。
< 182 / 270 >

この作品をシェア

pagetop