紙ヒコーキ~思いを飛ばせて~
愛サレテ、イタノ?

騙サレテ、イタノ?

愛ガ欲シカッタノ?

欲望ノ末ハ見エテイタノ?

イツカハ………

「優羽?」

「あっ…何?」

私は…何を考えていた…?

何…?

「じゃあもう俺、帰ろっと」

康太はぴっぴを撫でてから立ち上がった。

「俺も帰るか…」

先生も康太に連れて立ち上がった。

「2人共…帰っちゃうの?」

「俺ん家はすぐ隣だし、何か合ったらすぐ来いよ」

康太は微笑んで帰って行った。
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