紙ヒコーキ~思いを飛ばせて~
「楽しいねー!」

太陽のように笑って。

「うえーん…」

雨のように泣いて。

「お兄ちゃんを待ってるから…」

空みたいに純粋な心で…。

「お兄ちゃんを信じるもん!」

星みたいに輝いていた………。

俺が教師になって…何気に優羽の名前を見つけて………。

その時から優羽に恋していたのかもしれない。

でも…優羽を見つけると…優羽は眼鏡を掛けて、暗くなっていた。

そんな優羽をほっとける訳ない。

俺が笑わせてやるって…思ったんだ。

でも優羽は俺の目を見なかった。

でも………今はしっかりと俺の目を見てくれていた。

優羽の瞳は綺麗で…。

笑うとやっぱり太陽みたいだったんだ。

ピーポピーポピーポ

救急車が俺と優羽の近くに来た。
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