大切な人…
わかってる。とは言いつつも相当の疲れが溜っているのが自分自身、よくわかっていた。
ただ優里に会うこと、溜り場に行くこと。
この2つに、すごく救われていた。
今思えば、この頃は前を見て進めていた気がする。
やりたいことを見つけて、再度学校へ行きはじめ、バイトも始めた。
とっても充実していたんだ。
ただ―…
時の狂いは止まることなく進んでいて、恋の芽も次第に大きくなっていた。
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