君のことが大好きで。
私はまたちらりと横目で優樹を見る。




すると優樹はまだこっちを見ていたようで…本日二回目、目があってしまいました!




もう、恥ずかしくて穴があったら入りたい…




すると朝読書の終わりの時間、つまり朝の会が始まる時間となった。




もう時間かー。




朝の会中に本の続き読んじゃおうかなー。




なんて呑気なことを考えると私の隣の席の、ついさっき目があった男子が声を出した。




「本を読むのをやめてください。」




確かにこの声は隣の席から聞こえたし、優樹の声だ。




だけどこの台詞を言うのはいつも日直の仕事で…日直はいつも席が隣の人と二人でやるわけで…




私は恐る恐る優樹を見た。




すると優樹は笑顔で答えた。




「今日、俺ら日直だから。」




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