君と私の40日 【執筆中】


そっとベッドから離れてぼーっとしているパパの袖を引っ張った。


『麦くん、手が・・冷たくなってるよ、寒いのかな?』


こんな夏だというのにそれが不思議でパパに訊いた。


『・・麦くんは、・・麦くんは・・・・』


パパの声は震えていて、それ以上聞けなかった。


それまで無言だったお医者さんが口を開いた。


『・・・7月24日、午後23時35分』


おばさんはもっと大きな声で泣いて、ずっと泣いてなかったおじさんまでも泣き出した。


・・私、これドラマで知ってるよ。


お医者さんが日付確認するときは


患者さんが死んだ時刻だって。


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