ツンデレ彼氏をデレさせろ。





俺はどーにも、腑に落ちない。
だけど、



『大丈夫、私は李斗の彼女だから!
それに、自分の身ぐらい、
自分で守れるよ!!
あんまり、
お母さんにも心配かけたくないし、
まだ今回のことは、
対処もできたし、お母さんには
言いたくないや。』



『うん…、
でも、何かあったら、
俺には必ずすぐに言え。
黙ってたら、怒るからな!』



『ふふっ!!
ありがと!!!李斗!!!
わかったよ!!』



『でも、俺らじゃ対処できないことが
出てきたら、相談するからな。』



『わかったよー。
でも、心配しすぎだよ、李斗はー。笑
李斗、意外と、心配症だね。』



そう言って、クスクス笑う彼女。



『別に。』



口ではそう言うけど、
本当は心底心配してる…。



『全部俺に言え。
朔が俺の知らないところで
傷ついてたり、
傷つけられたりしてたら、
余計な心配が増えるだろーが。
少しでも、余計な心配減らす為に、
全部俺に言え。わかったな?』



少し、強めの口調でそういえば。



『はーーーい。』



素直に返事をする朔。
遠慮して俺に言わないくせに
何かに巻き込まれてるなんてこと程、
後々大変なことはないし、
それ程、悔しいこともない。




こうやって、言えば、
きっと朔は言ってくれると信じて
こんな言い方をした。



………どこまで彼女が
俺の意図をわかってるか、
怪しいものだけど。


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