普通な恋がしたかった!!!
「あの、あなた誰ですか!?

あたし達に関わらないでください!!」


あたしは、勇気を振り絞って、結城日向に叫んだ。


叫ばれた結城日向は、一瞬ビックリした顔をした。


でもすぐに笑顔に戻って。



「この前の夜に凜、俺と一緒に遊んだのに!ヒドいな~…」



なっ……!?!?


あ、遊んだぁ!?



「そんな事っ…」


あたしがまた叫ぼうとした時。



「結城、油断大敵ーーっ!!」



さっきまで伸びていた他校の生徒達が、目を覚まして結城日向に殴りかかった。


「チッ…」


結城日向は舌打ちをすると、振り返りざまに、一人に蹴りを入れた。


続けて、残りも倒していく。


人集りから、二つの意味での悲鳴があがる。


「明梨、凜、二人ともちょーっと、下がってて☆」


結城日向はそう言うと、中心に突っ込んでいった。


どーしよう…ケンカ再開!?


あたしと明梨はとりあえず、言われた通り下がる。
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