普通な恋がしたかった!!!
なんでこんな事になったのか、自分でも分かんないぐらい、混乱してくる。


どーしよー、あたしも明梨も、絶体絶命じゃん!!!


頭を抱えるあたしと明梨とは対照的に、


空木は、ケンカをする結城日向を見て、ニヤリと笑った。


もぅ、嫌な予感しかしないよ…。


「ちょっと持ってろ、凜」


空木は、スクバをあたしに投げ渡すと、制服を腕まくりした。


「ちょ、空木っ…」


そのままあたしが止めるのも聞かず、空木は中心に突っ込んでいった。


カムバッーーーーッック!!!!(泣)


「きゃああああああ、空木様!?!?」


「結城くん、かっこよすぎっ!!!♡♡」


ケンカ真っ最中の中心に突っ込んだ空木は、結城日向と背中合わせになった。


空木に気付いた結城日向の顔が、パァッと明るくなった。


「…咲夜!?久しぶり!」



ビックリしながら、結城日向は他校生を殴る。


「ご無沙汰だな、日向!」



ニッと笑った咲夜も、かかってきた他校生を蹴り飛ばす。
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