普通な恋がしたかった!!!
「で、この人集りはなんだ?」


空木は、背伸びをして中心を覗いた。



「おっ、あれ、日向じゃねぇか!」


パッと笑顔になる空木。


「結城日向知ってるの?空木」


「あぁ、俺の昔からのダチ。ひっさしぶりだなー、日向」


あたしが頷くと、明梨がトントンとあたしの肩を叩いてきた。


「いいの…??凜」


おずおずとあたしに言う明梨。


へ??……何が??


あたしは、涙目の明梨の背後を見て、身震いした。


明梨の背後で、殺気にまみれた女生徒達が、ギラギラ光る目であたしと明梨を睨んでいた。


ヤバい…やっちまったぁ!!!


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