普通な恋がしたかった!!!
「…そんな簡単に渡せねぇな」



そう言う空木の顔は、ニヤニヤしていて。



さらに青ざめる秦野。



めちゃくちゃ嫌な予感……。


よく見れば、その周りにいた結城日向とブラッドの目も光っていた。


あぁ、可哀想な秦野…。




「皆さんちゅうもーーく☆☆」


秦野と肩を組んだ結城日向が、校庭に叫んだ。




「は、離し…」




「この隠れイケメン、秦野蒼空くんを、今なら無料レンタール♪」



秦野のもう片方の肩を組む空木。



「女生徒の皆さんカモン!」


さっきまで怒っていたブラッドまで、秦野の後ろからウインクした。
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