普通な恋がしたかった!!!
「かわいい女の子二人に誘われて、出てきちゃった??」


ニマッと笑う桜井先生は、美少年の両肩を叩いた。


「……はぁ?」



桜井先生の手を、すぐさま払いのける美少年。


「かわいいでしょ、関口さんと二見(フタミ・明梨のこと)さん!」



「ただのケガ人じゃ…?」


「違うわよー、関口さん達は特別、ここによく来てるの!」


あたし達は、一応、美少年に頭を下げた。


てか、桜井先生と美少年の関係って…。



「…ふーん。まぁ、いいから出てけよ。いいとこだから」


追い返そうとする美少年に、桜井先生は、



「あー、ホンットかわいくない『弟』だわっ!

ゲームばっかり!!」




……弟。


おとうと、オトウト、弟……   



「「弟!?」」



あたし達は、桜井先生と美少年を激しく二度見した。
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