僕と君の365日
「----------これより予選を始めます。」
始まった!つぼみはいないけど。俺、頑張るから。
「真壁!来い!」
「はい!」
「上原のことは残念だったな。でもここには持ち込むな。社会に出てフラれたんで仕事できません、はあり得ないぞ。頑張ってこい!」
そう言って笑った顧問は輝いて見えた。
「はい!」
「なにー?陽信、やる気じゃん?」
「俺も負けねぇからな。」
「あぁ。全員、勝とうぜ!」
中学、最後の大会は笑顔でやることができた。