僕と君の365日
「桃琉、可愛いの、見つかった?」

「ん?どれもかわいすぎる。」

その時俺のケータイが鳴る。


「もしもし?」

『どこいんねん!なかなかこーへんし!』
 
耳元で大きな声で叫んでくる。

「あー今、雑貨屋。」

『なんでやねん!こっちずっとまってんねんぞ!』

電話しているのはもちろん、都騎。

「わかった、わかった。
一応、向かうから。」


『おう!はよきぃや!』

ブチッと音をたてて電話は切れた。


「都騎が早く来いとさ。
とりあえずぶらぶらしようか。」


「うん。」


俺はケータイをいじりながら外へ出た。





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