【完】人形達の宴~通りゃんせ~


「一体、いつまで命を奪うんだ」



諒ちゃんの低く唸るような声色に、怒っているんだとすぐに分かった。


私も諒ちゃんと同じ気持ちだから、村長さんをキッと睨みつけてる。





「いつまで?…さぁねぇ、いつまでじゃろう。まぁ、天神様の力がワシに備わるまで………、じゃな」




クククククッ…とそう笑う村長さんが許せなくて、私の身体が微かに震えた。


そんな私に気付いた諒ちゃんは落ち着けとでも言うように、ポンポンと背中を軽く叩く。





そんな諒ちゃんの表情は穏やかではないけど、それでもなんとか自分を抑え込もうと必死になっているのが分かった。





分かってるよ、諒ちゃん。


ここで村長さんを逆なですれば、村長さんが今だ片手に宿している黒煙を私達に向けるかもしれないということを…。


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