【完】人形達の宴~通りゃんせ~
「こいつらにお前らを殺してもらおうと思っての」
『シンデシマエ』
『コロス コロス…』
『フフフフフ…』
さっきまでビクビクと震え、縮こまっていた市松人形達の様子が一変した。
禍々しい雰囲気に変わった人形達に驚き、私の瞳が大きく見開く。
強い視線が私と諒ちゃんに向かっているそれが…、
痛いくらい怖い。
「何でこんな事に?」
「ワシの力があれば、こいつらをどうにでも出来るんじゃ」
「そんなに凄い力があるなら、別に天神様の力なんて必要ないんじゃない?」
もう、今更ながらに敬語なんて使わなくてもいいよね?
と思いながら村長さんに訪ねる。