あの夏のこと
冬服の男の子

ある年の7月

私、澤田花音(さわだかのん)は不思議な体験をした。



その日は、いつもよりも暑く、30℃を超える真夏日だった。


暑くて暑くて、耐えられなかった私は近くのコンビニでアイスを買って食べながら帰っていた。





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